不動産売却でありがちな失敗5選とその回避法

――後悔しない売却を実現するためのチェックポイント――



新たな住まいへの移転や資産組み換えなど、不動産売却を検討されるオーナー様は少なくありません。一方で、「思ったほど高く売れなかった」「契約直前でキャンセルされた」「想定外の税金を請求された」など、売却手続きの中で思わぬ失敗やトラブルに見舞われるケースが多々報告されています。本記事では、筑西市の不動産売却専門「ひがの製菓(株)不動産部」が、売却活動でありがちな代表的な失敗を5つピックアップし、それぞれの回避法を詳しく解説します。


【失敗】査定価格だけで業者を選び、売れ残ってしまう

失敗の背景

多くのオーナー様は「少しでも高い価格で売りたい」との思いから、査定額の高い不動産業者を選びがちです。しかし、実際に売り出してみると、希望価格が市場相場を大きく上回っていて内覧がまったく入らず、半年・1年と売れ残ってしまうことがあります。

回避法:適正相場と実績を確認し、総合力で業者を比較

  1. 複数社査定で価格帯を把握
    • 地元密着型と大手仲介それぞれ23社に査定を依頼し、価格レンジを確認。
  2. 実際の成約事例をチェック
    • 築年数・立地・広さが類似した直近の成約事例数件を提示してもらい、査定根拠を理解。
  3. 集客力・手数料・サポート体制を比較
    • ポータルサイト掲載数、内覧対応力、広告費用負担、契約サポート内容などを総合的に判断。

【失敗】権利関係や法令制限を確認せず、契約解除になる

失敗の背景

売買契約後、買主が登記簿・公図や法令制限を精査した結果、接道要件を満たさない再建築不可の敷地であることや、用途地域に違反する建物が建っていることが判明。最終的に契約を白紙に戻され、大きな機会損失に。

回避法:事前に権利関係・法令制限をクリアに

  1. 登記事項証明書・公図の取り寄せ
    • 所有者名義、抵当権や地役権の設定状況を確認。
  2. 用途地域・建ぺい率・容積率の把握
    • 市街化区域や防火地域の指定、再建築時の接道要件をチェック。
  3. 専門家による事前調査
    • 司法書士・土地家屋調査士への相談で境界確定測量や登記漏れを解消。
  4. 重要事項説明の徹底
    • 売買契約締結前に「瑕疵担保免責」や「現状有姿」の範囲を明確化。

【失敗】内覧準備を怠り、第一印象で敬遠される

失敗の背景

築年数の古い住宅や空き家状態だった物件は、訪問した内覧者から「暗い」「汚れている」といったネガティブな第一印象を与え、購入意欲が低下。結果として値引き交渉が激化したり、成約できずに売り出し価格を下げざるを得ない状況に陥ります。

回避法:内覧前の徹底したクリーニング・演出

  1. プロによるハウスクリーニング
    • 水回り、フローリング、壁紙の汚れを落とし、明るい空間を演出。
  2. 簡易リフォームで印象アップ
    • クロス貼替えや照明器具の交換、手すりの塗装など、低コストで見栄え改善。
  3. 演出小物やモデル家具の設置
    • 家具を配置して生活イメージを喚起し、空間の広がりを体感してもらう。
  4. 360度パノラマ画像・動画内覧
    • 遠方の投資家や忙しい買主にも物件の魅力を伝え、問い合わせ増を狙う。

【失敗】税務面の準備不足で、想定外の納税額に悲鳴

失敗の背景

譲渡所得税や住民税の負担を軽視し、売却代金全額を手取りと思い込んで契約。決済後に税務署から課税通知が来て、「手元資金が足りない」「ローン返済に回せない」と深刻なキャッシュフロー不足に陥ります。

回避法:税理士と一緒にシミュレーション

  1. 長期譲渡所得 vs 短期譲渡所得の確認
    • 所有期間5年超か否かで税率が変動。適切な売却タイミングを検討。
  2. 取得費と譲渡費用の按分
    • 購入時の仲介手数料やリフォーム費用、測量費用などを正確に按分。
  3. 特例控除の適用
    • 事業用、居住用など特例が利用できる場合の要件整理。
  4. 納税資金の確保計画
    • 売却代金の一部を納税準備金として、エスクロー口座などで管理。

【失敗】売却後のフォローを怠り、思わぬトラブルに発展

失敗の背景

所有権移転登記が完了した後、隣地所有者との境界トラブルや、瑕疵担保責任をめぐるクレームが発生。売主としての対応義務が生じ、弁護士費用や追加補修・補償費用がかかる事態に。

回避法:引き渡し後も安心のフォロー体制を構築

  1. 契約書に免責・補償範囲の明示
    • 瑕疵担保責任免責条項の確認と、例外規定の整理。
  2. 境界同意書・立ち合い証明の取得
    • 売却前に隣地所有者と境界を確定し、書面で同意。
  3. アフターサポート連絡先の提供
    • 売却後の問い合わせ窓口や、管理会社との引き継ぎ体制を明確化。
  4. 保険の活用
    • 売却瑕疵担保責任保険など、万一の補償リスクに備える。

まとめ:失敗しない売却のために

不動産売却は、金額も手続きも大きなゴールです。ありがちな失敗を事前に把握し、適切な回避策を講じることで、安心・納得の取引を実現できます。

  1. 総合力で業者を選び、適正価格で売り出す
  2. 権利関係・法令制限を事前に調査し契約リスクを排除
  3. 内覧前のクリーニング・演出で第一印象を最大化
  4. 税理士とシミュレーションし、手取り額を正確に把握
  5. 引き渡し後も契約書と保険で万全のフォローを

筑西市での不動産売却を検討中のオーナー様は、ぜひ本記事のポイントを参考にし、専門の不動産業者へのご相談からスタートしてください。経験豊富な「ひがの製菓(株)不動産部」が、オーナー様一人ひとりの状況に合わせて最適な売却プランをご提案し、安心・納得の取引をサポートいたします。

 

ひがの製菓株式会社 不動産部


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小林信彦

部署:不動産部

資格:宅地建物取引主任者 二級建築士

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