収益物件を相続した時の売却と運用、どちらが得か?

迷った時に考えるべきポイントとは?



収益物件を相続することは、資産を増やすチャンスでもあり、同時に管理や運用の責任を伴う大きな決断を迫られる出来事です。不動産はその特性上、単なる「持っているだけ」の資産ではなく、適切に管理・運用しないと逆に損失を招く可能性もあります。そのため、相続した収益物件を売却するか、運用を続けるかという判断は、慎重に行う必要があります。本記事では、筑西市に拠点を置く「ひがの製菓(株)不動産部」が提供する視点から、どちらが得策かを検討する際のポイントについて解説します。

 

 収益物件の運用を続けるメリット

 

収益物件の運用を継続する場合、その物件から得られる家賃収入は定期的な収益源となります。これは、他の投資商品と比べて安定しているという点で魅力的です。特に低金利の時代において、不動産は他の金融商品に比べ、リスク分散効果を期待できる資産として人気があります。

 

 1. 定期的な家賃収入

家賃収入は、株式の配当金や預金の利息に似た形で、定期的な収益が見込める点が大きなメリットです。例えば、月々の家賃収入が一定額確保できると、生活の安定や将来の資産形成に役立てることができます。

 

 2. 資産価値の上昇期待

相続した物件の立地や状態によっては、今後の地価上昇や地域の開発が見込まれ、物件自体の価値が上がる可能性があります。筑西市のような地方都市でも、近年の都市再生計画や周辺インフラの整備により、将来的な地価の上昇が期待されるエリアもあります。このような場合、運用を続けることでさらなる資産増加のチャンスが生まれるでしょう。

 

 3. 相続税対策

不動産を相続した際の評価額は、現金や金融資産と比べて相対的に低くなることがあります。これは、相続税の評価基準が市場価値よりも低めに設定されることが多いためです。そのため、不動産を手元に残しておくことが、結果的に相続税の負担を軽減する効果を持つ可能性があります。

 

 収益物件の運用を続けるデメリット

 

しかし、運用を続けることにはリスクや手間も伴います。特に、相続した物件が自身の住んでいる地域から離れている場合や、物件の管理に関する経験が不足している場合には、以下のようなデメリットが考えられます。

 

 1. 維持費や管理コスト

不動産は「持っているだけ」でコストがかかる資産です。建物の老朽化に伴う修繕費、固定資産税、管理費など、定期的に発生する支出が大きな負担となることがあります。また、空室が発生した場合には収入が減少し、それでも維持コストを払い続けなければならないというリスクも考慮する必要があります。

 

 2. 物件の老朽化と需要の低下

収益物件が古くなると、修繕が必要になったり、競合物件に対して魅力が低下したりすることがあります。特に、近年の不動産市場では、新しい設備やデザインの物件が好まれる傾向が強いため、古い物件では入居者を確保することが難しくなることもあります。また、地域の人口減少や需要低下によって、収益が安定しないケースも考えられます。

 

 3. 運用の手間と専門知識

不動産運用には、賃貸借契約の締結や管理、入居者対応など、専門的な知識と時間が求められます。これを全て自分で行うのは非常に負担が大きいため、管理会社に委託することも一つの方法ですが、その場合は管理費用が発生します。また、管理会社選びにも慎重になる必要があり、不適切な業者を選んでしまうと、結果的に収益が減少する可能性があります。

 

 収益物件を売却するメリット

 

一方で、相続した収益物件を売却する選択肢もあります。これは、手間やリスクを回避し、現金化することで他の投資や生活資金に活用することができるという利点があります。

 

 1. 手間やリスクの軽減

物件を売却することで、管理や運用にかかる手間やリスクを一切排除することができます。特に、遠方に住んでいて物件の管理が難しい場合や、不動産運用に関する経験が少ない場合には、早めに売却してしまう方が賢明です。

 

 2. まとまった現金を手に入れられる

物件を売却すれば、まとまった現金を手に入れることができます。この現金を使って別の投資商品に分散投資することも可能ですし、老後の生活資金や子供の教育資金など、特定の目的に使うこともできます。

 

 3. 不動産市場のリスクを回避

不動産市場は経済状況や地域の需要に大きく影響されます。相続した物件の価値が下がる可能性もゼロではありません。そのため、市場が安定している今のうちに売却し、今後のリスクを回避するという戦略も一つです。

 

 収益物件を売却するデメリット

 

一方で、売却にもデメリットがあります。特に、売却時に発生する税金や手数料、売却後に得られる収益の安定性が失われることが主なデメリットです。

 

 1. 売却益に対する税金

物件を売却すると、譲渡所得税が発生します。これは、物件の購入価格との差額に対して課税されるため、売却益が大きい場合には、税金も大きくなる点に注意が必要です。

 

 2. 継続的な収益がなくなる

売却してしまうと、家賃収入といった継続的な収益はなくなります。そのため、手元の現金をうまく運用しない限り、将来的な安定収入を失うリスクがあります。

 

 どちらを選ぶべきか?最終判断のポイント

 

収益物件を売却するか運用を続けるかの判断は、物件の状態や立地、自身の経済状況やライフプランによって異なります。一般的には、収益が安定している物件であれば運用を続けることを検討し、一方でリスクや手間が大きい場合は売却を選ぶことが多いでしょう。

 

「ひがの製菓(株)不動産部」では、収益物件の運用サポートや売却のアドバイスを提供しています。筑西市や周辺地域の不動産市場に精通したプロフェッショナルが、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適な提案を行います。相続した収益物件について悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

ひがの製菓株式会社 不動産部


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小林信彦

部署:不動産部

資格:宅地建物取引主任者 二級建築士

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